GLOSSARY
フェンシング用語集
初心者が最初に覚えたい30語
初心者が最初に覚えたい30語
試合・練習・観戦で必ず使う基本用語を完全網羅
フェンシングの用語はすべてフランス語。「ファント」「リポスト」「パラード」など、聞き慣れない言葉に最初は戸惑います。この記事では、練習・試合・観戦で必ず出てくる用語を30語以上カテゴリー別にまとめました。検索機能付きで辞書としても使えます。
この用語集の使い方
- 検索ボックスで用語を瞬時に探せる
- カテゴリー(動作・技・防具など)でフィルター
- 「ここだけ覚えて」マークで優先度がわかる
- ブックマーク推奨・辞書的に使える
カテゴリ
すべて
基本動作
攻撃技
防御技
防具・道具
ルール
審判用語
30語表示中
条件に一致する用語が見つかりませんでした
🦶 基本動作(足・構え)
アンガルド
En garde
★ここだけ覚えて
基本動作
フェンシングの基本姿勢。「構え」の意味。試合開始時に主審の合図で取る姿勢。
💡 使い方:主審「アンガルド!」→ 選手はマスクを被り構える
マルシェ
Marche
★ここだけ覚えて
基本動作
前進する動作。フェンシングで最も基本的なフットワーク。
💡 使い方:「マルシェ・ファント」= 前進して突く
ロンペ
Rompre
★ここだけ覚えて
基本動作
後退する動作。マルシェの対義語。
💡 使い方:相手の攻撃を避けるため「ロンペで下がる」
ボンナバン(ボンナヴァン)
Bond en avant
基本動作
前に飛ぶ動作。フェイントや急速接近に使う。
ボンナリエール
Bond en arrière
基本動作
後ろに飛ぶ動作。ボンナバンの反対。相手の攻撃を一気に交わす時に使う。
パッサバン
Passe-avant
基本動作
脚を交差させて前進する動作。サーブル以外で使用(サーブルでは反則)。
⚔️ 攻撃技(突き・仕掛け)
ファント(ファンデヴ)
Fente
★ここだけ覚えて
攻撃技
フェンシングの代表的な攻撃技。前足を大きく踏み込み、有効面を突く動作。
💡 使い方:「ファントで決める」= 踏み込み突きで得点
アタック
Attaque
★ここだけ覚えて
攻撃技
腕を伸ばして相手の有効面を脅かしながら行う最初の攻撃動作。
フレーシュ(フレッシュ)
Flèche
攻撃技
相手に突進しながら突く攻撃。突き抜けるように相手の横を走り抜ける(サーブルでは禁止)。
アロンジェ
Allongé
攻撃技
腕を伸ばす動作。突きの基本形。
クードロワ(クードラ)
Coup droit
攻撃技
相手の有効面にまっすぐ突く単純攻撃。最も基本的な攻撃動作。
デガジェ
Dégagement
攻撃技
相手の剣を回避するため、剣を回してかわす動作。
バットマン
Battement
攻撃技
相手の剣を叩いて攻撃権を得る動作。
フェイント
Feinte
攻撃技
偽の攻撃で相手の反応を誘い、本命の攻撃に繋げる技術。駆け引きの要。
🛡️ 防御技(かわす・返す)
パラード(パレ)
Parade
★ここだけ覚えて
防御技
相手の攻撃を剣で払って防ぐ動作。防御の基本。8つの型がある。
💡 使い方:「パラード・リポスト」= 払ってから突き返す
リポスト
Riposte
★ここだけ覚えて
防御技
パラードで相手の攻撃を防いだ後に行う反撃動作。攻撃権を奪って突き返す。
💡 使い方:「ナイスリポスト!」= 見事な返し突き
コントル・リポスト
Contre-riposte
防御技
相手のリポストをさらにかわして行う反撃。攻撃権が三度入れ替わった状態。
コントル・アタック
Contre-attaque
防御技
相手の攻撃中に自分からも攻撃する動作。カウンターアタック。
カルト
Quarte
防御技
剣のガード位置のひとつ(4番目)。内側のハイポジションを守る。
シス(シクスト)
Sixte
防御技
剣のガード位置のひとつ(6番目)。外側のハイポジションを守る。
🎽 防具・道具
ピスト
Piste
★ここだけ覚えて
防具・道具
フェンシングの試合コート。幅1.5〜2m、長さ14m。フランス語で「滑走路」の意味。
マスク
Masque
防具・道具
頭部を保護する金網製のマスク。12kgの圧力に耐える強度がある。
メタルジャケット
Metal jacket
防具・道具
フルーレ・サーブルで着用する通電仕様のジャケット。有効面を覆い、剣先が触れると電気審判機が反応する。
ボディコード
Body cord
防具・道具
選手の剣と電気審判機を繋ぐコード。ユニフォーム内を通して配線される。
ガード
Garde
防具・道具
剣の鍔(つば)。手を守る金属製のカップ状部分。
ヒルト
Hilt
防具・道具
剣の持ち手部分。フレンチ、ベルギアンなど種類がある。
ブレード(剣身)
Blade
防具・道具
剣の刀身部分。先端に電気センサー(ポイント)が付いている。
📜 ルール・試合用語
トゥシュ(トゥシェ)
Touché
★ここだけ覚えて
ルール
「有効な突き」の意味。1ポイント獲得したことを示す。
💡 使い方:主審「トゥシュ!」= 得点が入りました
優先権(攻撃権)
Droit de priorité
★ここだけ覚えて
ルール
フルーレとサーブルに存在する概念。同時に突いた場合、優先権を持つ選手に得点が入る。エペには存在しない。
クードゥブル
Coup double
ルール
エペ特有の「同時突き」。両選手が1/25秒以内に同時に有効面を突いた場合、両者に得点が入る。
有効面
Cible valable
ルール
得点になる身体の範囲。種目ごとに異なる(フルーレ:胴体/エペ:全身/サーブル:上半身)。
ファイティング
Fighting
ルール
実戦形式の練習試合。技術練習との対比で使われる用語。
🎌 審判の掛け声
アレ
Allez!
★ここだけ覚えて
審判用語
「始め!」試合開始の合図。
アルト
Halte!
★ここだけ覚えて
審判用語
「止め!」試合中断の合図。得点時や反則時に使用。
ラッサンブレ
Rassemblez!
審判用語
「気をつけ!」試合開始・終了時の号令。
サリュー
Salut!
審判用語
「礼!」試合前後の挨拶動作の合図。騎士道精神の象徴。
プレ
Prêt?
審判用語
「用意はいいか?」選手に準備確認する時の掛け声。
最初に覚えたい「★マーク」の10語
30語全部を覚えるのは大変。まずは★マークの10語を押さえれば、試合・観戦・練習で困りません。
- アンガルド:構え
- マルシェ:前進
- ロンペ:後退
- ファント:踏み込み突き
- アタック:攻撃
- パラード:払う(防御)
- リポスト:返し突き
- トゥシュ:得点(1点)
- アレ:始め
- アルト:止め
用語に関するよくある質問
Q1. なぜフェンシングはフランス語?
A. 近代フェンシングがフランスを中心に発展した歴史的経緯から。現在も国際大会の公式用語はフランス語です。
Q2. 発音は人によって違うのはなぜ?
A. 日本では「カタカナ表記の揺れ」がよく起こります(ファント/ファンデヴ、パラード/パレなど)。どちらも通じるので気にしなくてOK。
Q3. 全部覚えないと始められない?
A. いいえ。★マークの10語だけで十分。あとは練習中に自然に覚えていきます。
Q4. 観戦だけなら何語覚えればいい?
A. 観戦なら「アレ」「アルト」「トゥシュ」「優先権」の4つで試合が理解できます。
まとめ|用語を覚えると世界が広がる
フェンシング用語は一見難しく見えますが、使っていくうちに自然に身につきます。この記事をブックマークして、練習・試合・観戦で分からない用語が出たらすぐ検索できるようにしておくと便利です。まずは★マークの10語から覚えて、少しずつ世界を広げていきましょう。
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本用語集は日本フェンシング協会(FJE)・国際フェンシング連盟(FIE)の競技規則および日本大百科全書(コトバンク)の情報を基に作成しています。

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